翡翠は、鉱物学的に科学組成の違いから硬玉と軟玉のふたつに分かれます。両方とも別の鉱物として区別されており、硬度は硬玉が7、軟玉が6.5と、ジュエリーの中では高くありません。
しかし、強さを示す靭性では、ともにサファイアやルビーと同じレベルで最も割れにくい石なのが特徴です。石の内部は、繊維状の微細な結晶が複雑に絡み合っているためで、それはダイヤモンドよりも割れにくく加工しにくい石なのです。
翡翠の色は、緑色以外にも、赤、白、ラベンダー、黄、オレンジ、黒など多くののカラーバリエーションがあります。なかでもラベンダー翡翠は、その優しい色合いで人気が高く、ジュエリー買取市場では常に高値で取引されています。
硬玉と軟玉の二種類で、現在宝石としての評価が高いのが硬玉になります。
半透明で濃いエメラルドグリーンのものを琅?(ろうかん)と呼び、最高級のものとして買取市場でも特に高い取引が期待出来ます。良質な翡翠ほど透明度も高くなります。
透明度が高い石ほど光が浸透しやすく、高値での買取が期待出来ます。
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